昔の単位のはなし

スポンサー




一斗は1,000合

先日、不凍液を注入している時の話です。

うちらの業界では、いまだ一斗缶が普通に流通していますが、その【一斗缶】という言葉に
「若いのに珍しいね~」と言われました。

う~ん、そうなのかな??

一斗とは、今でいう約18リットルのことをいいますが、正確には、1斗=18.039リットルだそうで、

ピンときません(笑)

簡単にイメージが付くように説明しましょう。

皆さんが毎日食べているご飯。 何合炊きますか? 3合?4合?

今は、1カップ=1合という具合にすぐ分かるようになっています。(1合は180ccです。)

それを基準に表にします。

1合 ×10杯 1升(10合)
1升 ×10杯 1斗(100合)
1斗 ×10杯 1石(1000合)

 

masu_5

 

 

←一升枡

 

itto

 

 

←一斗缶

 

 

ここで、おもしろい話題。 ウィキペディアより転載


1石は下位単位では10斗にあたり、同じく100升、1,000合に相当する。米1合がおおむね大人の1食分とされているので、1石は社会構成員1人が1年間に消費する量にほぼ等しいと見なされ、示準として換算されてきた(365日×3合/日=1095合。ただし、東アジアで広く使われていた太陰太陽暦では1年の日数は年によって異なる)。


つまりは、俗にいう《加賀100万石》というのは、1年で100万人分の食糧が上がるということなんですね! すごい!!

1食=1合ということは、1日3合。 おかずが質素な分お米食べてたのかな。

 

お客さんがいう若いかどうかという話より、
18リットル缶というより、やはり一斗缶という方がしっくりきますね。