水抜栓のチェック方法 青森県のみなさんへ

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水抜栓ハンドル

よろずプランマー 木村です。 ここは寒冷地・青森県です。

青森県にお住まいであれば、水抜栓の操作方法はあえてお教えしなくても大丈夫だろうと思っていましたが、 ここにきて住宅性能が上がってきたこともあり、
「今まで水抜栓なんて見たことありません。触ったこともありません」という方が増えていることを実感してきました。

そして今回、2021年正月から次々襲った大寒波と真冬日。 ここで、水道凍結した方が大勢。(今年の真冬日=28日。 真冬日の日数は過去5年で最多:2021年2月21日現在)
お伺いしたお宅の水抜栓を操作しようと思っても回らない。変な音がするなどのオンパレードでしたので、普段からの維持管理の意味合いもあり、水抜栓のチェック方法を記したいと思います。

おことわり
水抜きをしても凍結するのであれば、根本的な配管の問題 もしくは、機器自体の水抜き方法、なのでここでは割愛します。
また全てを網羅すると一冊の本が出来上がる程 膨大になりますので、ここでは一般的な住宅についての説明だけにします。

水抜栓の場所を確認しましょう(11月に行うのがベスト)

水抜きのしくみ

水抜栓の動作確認は不良が見つかっても対処できる 雪の降る前がベストです。 時期的には10~11月頃でしょうか。

水抜栓は住宅内におおよそ5ヵ所程度あります。(給水ヘッダー方式という水抜栓1本のみというお宅もあります)

そして全ての蛇口は、必ず何らかの水抜栓を通しています。  まず水抜栓がどの蛇口とつながっているか確認しましょう。


① すべての蛇口から水を出します。(勢いよく出す必要はありません。)
② 水抜栓を時計まわりにて回し、水抜きして下さい。 がっちり締めて下さい。

水抜きハンドル 時計回りで締める

③水が止まった蛇口は、締めた水抜栓とつながっています。 メモしておきましょう。

④すべての蛇口から水が出なくなるまで 次、次 と繰り返します。

補足
給湯ボイラーや電気温水器には専用の水抜栓がある場合があります。 この場合は、お湯が止まります。
また、トイレ・外部水栓の不凍栓もあります。 それも含めて操作してましょう。
早急対処
硬くて締まらない場合。 締めにくい場合。 水の勢いは弱まるが止まりきらない場合。
=水抜栓の不良です。 業者に連絡し、対処なさって下さい。

ここからが大事です。水抜栓の消耗度合いを確認します。

⑤全ての蛇口から水とお湯が止まっているのが前提で、全て水抜栓を締めたままで、外にある水道メーターを確認します。

隔測水道メーター

外壁等についている、水道隔測メーターがある場合は
が点滅していれば、水抜栓の不良で漏水しています。(10秒に1度という非常にゆっくりした間隔で点滅することもあります)

または、土に埋まっている水道メーターボックスを開けて

水道メーター

パイロットが微妙にでも回っていれば、水抜栓の不良で漏水しています。

隔測メーターでの点滅がない場合、水道メーターでパイロットが回ってない場合は、水が動いていません。今のところ正常作動しています。  水抜栓を反時計まわり回し水を出しましょう。

⑥ここで一安心ではありません。 最後にもうひと確認。

復旧する感覚で、全ての水抜栓をあけて、普通に水・お湯が出る状態に戻し、蛇口を止め、トイレの水が止まっているのを確認してから、もう一度⑤と同じようにメーターを確認してください。
が点滅または、パイロットが回っていれば、どこかの水抜栓から蛇口の配管の途中で漏水しています。

補足
水抜栓の不良・または漏水を発見しましたら、業者に連絡して、対処してもらいましょう。
もしよければ  よろずプランマー お問合せより https://purannma.com/contact/
または、0173-27-3536

湯抜栓がある場合があります

湯抜栓は、水抜栓のお湯バージョンです。 お湯配管からお湯を抜くためのものです。
(見分け方:普段締まっています)

大変申し訳ないのですが、少し複雑です。

湯抜き栓の系統図

上の図のように、(赤色で図示されているのがお湯配管系統です。)
湯抜栓は、お湯の配管の末端についています。

水抜栓は、通水されている時点で、ハンドルは開いていますが、逆に湯抜き栓は、お湯が出ている状態では、ハンドルは締まっています。
(開ければお湯が排出される)

①給湯ボイラーや電気温水器へ給水されている水抜栓を締める。(ボイラーへの給水が停止)

②湯抜栓を開けると配管内のお湯が抜ける。

補足
長年操作したことがなく、確認のために操作すれば、内部のパッキンがめくれ、漏水が発生する可能性があります。
湯抜栓だけの操作はダメです。 必ず 水抜栓の操作と一緒に行ってください。

以上、水抜栓のチェック方法、動作確認でした。

水抜栓 内筒管

水抜栓は 閉栓・水抜きをゴムPKで行っています。 ご想像どおり、ゴムですので 摩耗します。(摩耗というより、水道の塩素で溶ける)
蛇口や配管を修理する際は、水抜栓を締めて止水する必要があります。 ここで、水抜栓が動作不良ですと今度は外のメーターで止水するしかありません。
メーターはどこにあったのかな? とか、まず除雪から ということが極力ないように、 できれば、秋口に水抜栓のチェックすることによって、リスクを低減することができます。

是非、冬支度の一環として、チェックされてみてはいかがでしょうか。