温水による床暖房とパネルヒーターのこと ②

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温水暖房のメリット

温水による床暖房とパネルヒーターのこと

温水暖房=セントラルヒーティング=についてここから本題です。これから、導入しようかなと思っている方は是非参考になさって下さい。まずメリットからです。

①家全体が暖まり、快適に暮らせる。
⇒⇒⇒最大のメリットです。 セントラルヒーティングは全館暖房が基本になっているため、例えば廊下等でも寒くありません。玄関先も暖かいため、寒い外から帰ってくると、ホッとするとおっしゃいます。

②ヒートショックの心配がない。
⇒⇒⇒脱衣所など裸になる場所が寒いと、急激な温度変化で(温度低下で)血圧が急激に上昇し、さらにお風呂に入って今度は急激に血圧が低下。 この血圧の乱高下によっておこる、ヒートショックを防ぐことができます。(推定死亡者数 年間約1万人)

③安全性が高い。(高温やけどの心配がない)
⇒⇒⇒複数台のストーブが必要ないため、火災の心配も少ない。また、特に小さなお子さんに対しては、やけどの心配も少ない。

④部屋の空気を汚さない。
⇒⇒⇒同じように(開放)ストーブを使わないので排気ガスが室内に放出しない。

温水暖房のデメリット

逆にデメリットです。(経験上の指摘)

⑤初期投資が高い。
⇒⇒⇒ボイラーなどの熱源機・放熱器・それらをつなぐ配管・ポンプ等のシステムが必要でやや高額になる。
※たたし、家全体を暖房するので、各部屋を個別に暖房するようなストーブより、部屋数によってはメリットになる

⑥家の温度が一度下がりきると逆になかなか暖まらない
⇒⇒⇒24時間運転が条件のため、旅行等で不在時温度が下がり切ってしまうと、立ち上がり が遅いため、すぐには暖まらない。

⑦低温やけどの可能性がある。
⇒⇒⇒メリット面で《高温やけどの心配が少ない》と記しましたが、床暖やパネルヒーター等の放熱器に長時間接触していると、低温やけどの可能性が高くなる。

⑧設置条件が多い。
⇒⇒⇒例えば、断熱性の極端に低い住宅だとおススメできない。

大まかに言ってこんな感じでしょうか。

⇒〉温水による床暖房とパネルヒーターのこと③へ

さらに知りたい 参考ページ ⇒ 床暖房 パネルヒーター 不凍液交換時期