給水給湯の配管材のこと

 

↑↑ボイラーの取替え時に交換した古い配管の内部の様子です。おおよそ20年経過しています。 配管材は鉄製継ぎ手の内部に見えているのは、「 さび 」です。

この配管材は 当時では一般的な配管材で、この青森地域ではおおよそ1990年以前に建てられた住宅は間違いなくこの配管材です。

↑↑次に極力「 サビ 」に強い配管材をと 出てきたのが上の写真の配管材。

同じ鉄製のパイプの内部に塩ビがコーティングされている配管と継ぎ手です。 これは今でも公官庁の工事には使われていて国の標準仕様です。

当然、住宅にも使われましたが、配管と他の機器材(バルブ類他)との取り合いが悪く結局「 サビ 」が発生してしまいます。

ただ、凍結が心配なこの地域だと、この配管は主材が鉄であるため 電気による解氷がが簡単にできて わたし共でも、場所によっては今でも使います。

職人気質の面からいっても、この配管材はまだ使いたい・・・という気もあります。

上の写真は、架橋ポリエチレン管 です。 よくゴミ袋で聞くあの ポリエチレン です。

ここ5~6年位前から主流になった配管材で、マンションではすでに使われていたのですが、それが一般住宅に波及してきました。

この配管材は何といってもサビが出ない。というより、発生する要素がありません。 継ぎ手もすべて青銅もしくは黄銅。そして、配管が柔らかいので施工性もよくて、技能力もあまり問われません。(悲しいかな・・)

・・・が、もしも凍結したら 30年前に無くなった蒸気での解氷器でなければ融けません。なにせ電気が通じませんから。よって、きちんとした厳重な保温工事を施さないと ガチンと凍ってしまいます。
それと、技能力があまり問われない代わりに、「水の流れること」をきちんと知識として(技術力)知っておかないと、確実にあとでトラブルになります。 流量が確保されなかったり、配管が暴れたり、はたまた、ウォーターハンマーを引き起こしたり。

今の時代、特に住宅関係では いかに簡単に、いかに早く という商品ばかりです。特にハウスメーカーは完全にプラモデル。 今の家をリフォームできるのは、実は素材がもともとしっかりして、日本の従来からある【在来工法】による工法で住宅を建てているから。

これから、40年後。今現在新しい工法のプラモデル・ユニット住宅がリフォーム時期になる時どういう状況になっているのか。実は、非常に心配であると同時に、逆にどのような画期的かつ便利な材料が 市場に供給されるのか 楽しみでもあります。