石油給湯器(ボイラー)の種類-3

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給湯専用器と追焚付付給湯器

↑ 一口循環口:今は2口(上と下2カ所の 循環口より、一つの孔の一口循環口が主流です。


【給湯専用機】

その名のとおり、給湯:出湯するだけの機能をもった機械です。

 

【追焚付給湯器】

別名:風呂がま付給湯器・・とも、呼ばれている場合もあります。

給湯専用機に追焚機能をつけたタイプです。

追焚とは、浴槽に貯めてあるお湯又は水を 循環ポンプで、主に一口循環口から取り入れて ボイラーに入れ 温めて再び浴槽に送る機能のことです。 少し冷めたから場合や人数が多く入浴する時間がバラバラの場合などに、 とても便利な機能です。

ただし、2日目の冷めたお湯を沸かし直す場合や、一日目でも全くの水から沸かすような使い方は 私の場合はススメていません。
理由として第1に:5℃~10℃くらいの水から40℃までに上げる場合、初めからお湯を入れる場合と比べて、前者の方が灯油を多く使うからです。水道料金を考慮しても、不経済になります。
第2に:人が入った後、丸1日たった2日目のお湯は雑菌(サルモネラ菌・大腸菌等)が大繁殖し、とても不衛生です。以前問題になった ”24時間風呂” がこのパターンでの事故でした。
第3に:この不衛生なお湯を、循環ポンプで廻して使用するわけで、そのポンプ、経由する配管までもが 雑菌まみれになります。

 

追焚機能を上手に使って 快適なお風呂タイムを楽しんで下さいませ。