白物家電と設備

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家電量販店での住宅設備機器

現在では新築住宅が完成すると、お客様は家電量販店の足を運び、家電を設置コミで買ってきます。  洗濯機・冷蔵庫・テレビ・・・そしてエアコン・FFストーブまで。。そして壊れたら、また量販店に当然のように行く。

標準工費コミで○○○円。 5年10年保証付・・のうたい文句。

 

時代なんでしょうね。

 

洗濯機・冷蔵庫・テレビ等々、俗に言う『白物家電』といわれるものは、買ってその場に置くだけでしょうからいいとして、 エアコンやFFストーブも<家電量販店>というのは、いかがなものなのか。便利で安いからでしょうけど、ちょっと待って頂きたい!

みなさんが、使われるエアコンやストーブはご自宅の環境が機器選定の大きなウエートを占めます。 専門的な知識をもった私ら専門工事業者は、その各々のご自宅に合った、プラスお客様のご要望にそった機器を選定できます。 家電屋さんは、住宅のプロではありません。

↑ 雪国仕様で架台が高い。しかも、防雪フードも施工されています。 直接ファンに雪が吹き込むのを 防止しています。

私ら専門工事店にメーカーから配布されるカタログ。
実は、このカタログには 家電量販店で販売されている機器は 載っていません。 探しても同じ品番がありません。 家電量販店のような、過大量仕入れ・販売のような営業形態をとっているところは、工場のラインが別になっているのです。そしてそのラインで生産された機器は、私らに渡されるカタログに載ってない。

 

↑残念ながら 雪のことを全く考えていない設置。
家電量販店の標準施工でお願いすると このような結果に。

さらにエアコンの場合、電気ブレーカー容量が大きく係わってきますし、コンセントもエアコンの電気容量によって15A 20A等専用コンセントが必要です。、室外機も当然吹雪の影響、屋根からの雪の落下も考慮しなければいけません。 その結果、配管が長くなろうともです。

住宅設備は、機器自体の機能に目がいきそうですが、それを性能通り発揮させるためには、施工技術の良しあしが全てを決めると言っても過言ではありません。

是非皆さま。 昔にもどり、街の電気屋さんや専門工事店さんに工事を依頼して下さい。 将来的に皆さまの利益になること、間違いありません。
他の解らないことも一緒に聞けますしね。。