洋式トイレ(洋風大便器)の使い方 3 節水のしかた

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洋式トイレ(洋風大便器)の使い方 3 節水のしかた

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前の記事で間違った節水方法は、かえって排水管の詰まりのもとだという事を お伝えしました。

水を大切にするという気持ちは、(物を大切に使う)皆さんお持ちなんだと思いますが、やり方を間違わず無駄な水を使わないようにしたいですね。

 

 

その節水方法ですが、

前の記事で書いた、トイレのロータンクで少し考えてみます。

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節水量として考えた時、写真のように500mlのペットボトルをロータンクに入れたとします。

例えば4人家族がトイレを使う回数は、平均で一人5回ほど。一人一日5回として→ 一家族1日あたり20回。一回500ml節水しているので=10,000ml=10リットルです。

 

これを一ヶ月続ければ、300リットル節水となり、およそ浴槽の一杯と半分の量の節水です。(水道メーターに換算すると 0.3m3)になります。

○数字を見ると一見すごい量でいかにも節水している気になりますが、金額的には0.3m3という量は、水道料金に反映されません。(五所川原の場合)○

 

一方、入浴時の水量を考えます。

1坪ユニットバスの平均的な浴槽の容量は200リットル。 シャワーは1分間で10リットル出ます。

上のトイレの節水量と同じですね!!

一日トイレを節水して得た10リットルは、シャワーを1分多く使っただけで、フッとんでしまうんです。

 

この1分間で10リットルという数字は、他にも当てはまります。

①台所で水を出しっぱなしで食器を洗う → 10リットル/1分間

②洗面所で水を出しっぱなしで歯を磨く → 10リットル/1分間

③洗面所で、水を出しっぱなしで手を洗う → 10リットル/1分間

④当然シャワーを出しっぱなしで頭を洗う → 10リットル/1分間

つまり、今ある水まわりの蛇口で、使う時だけひねって出す。

特に意識して使って頂きたいのが、【入浴】で お湯を出すということは、ガスや灯油などの燃料消費にもつながります。 出しっぱなしは二酸化炭素の量も増やしているのです。

 

結論・・・・

 

お風呂に入る時は《シャワーをこまめに止める》

節水グッツは買うだけお金の無駄。

 

以上を意識するだけで実はちゃんと節水できます。

 

意識がさらに高い方は、止水栓を絞ったり、メーカーの節水コマを使う、節水シャワーを使うなど、水を出す側を絞る方法を取り入れれば、水を出す量を減らす方法として有効ですので検討してみて下さい。