青森における水栓蛇口のはなし

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水栓(蛇口)について

青森における水栓蛇口のはなし をします。
一般的な住宅には、おおよそ10ヵ所以上の水栓蛇口があります。

その水栓蛇口には、

▼水だけ出る単水栓

▼水とお湯が混じって出てくる混合栓

▼カベに取り付けるタイプ<

▼システムキッチンに取付けるようなワンホールタイプ

▼好きな温度が設定出来るサーモ付

▼浄水器内臓タイプ

などなど、多岐にわたります。

さらに、ここ青森県含む北東北や北海道など寒冷地に居している場合は、 《寒冷地仕様》なるものがあり、《一般仕様》とは違い、見た目は同じですが、中身構造が違うものもあります。

一般仕様の構造やうんちくなどは、他サイトに任せるとして、ここでは、《寒冷地仕様》の水栓蛇口のお話。

今、ホームセンター等で蛇口の補修部品が普通に手に入ることができます。 それはそれでいいとして、例えば外に設置してある不凍栓などは、一般仕様だとダメですし、車庫等に給湯器や流し等置いてある場合も《寒冷地仕様》にしなければいけません。 当然、毎日夜水抜きしないとダメだというお宅は、全てにおいて《寒冷地仕様》でなければいけません。

そこで、その《寒冷地仕様》の蛇口とはなんぞや。

ホーム水栓を例にして 説明したいと思います。

一般仕様 (普通《節水》コマ) 普通の水栓です。

吐水口回転型水栓 寒冷地仕様 (固定《節水》コマ)  寒冷地仕様の水栓 です。

 

見た目は全く同じですが、中身構造は違います。そこで、一般仕様と寒冷地仕様の違いに、(普通コマ)と(固定コマ)というのがありました。

なぜ《寒冷地仕様》は、(固定コマ)なんでしょうか。

寒冷地には冬場、水道凍結ということを心配しなくてはいけません。そのためには、必ず各ご家庭には 【水抜栓】というものがあります。

 

水抜栓は上のハンドルを締めると、つながっている水道管(水抜栓から先の水道管)の水を全て抜かし凍結を予防する という機器です。

普通、みなさんが使っている水道管の先には、当然蛇口等が付いていると思いますが、水道管から水を抜くためには、蛇口から空気が入らないと抜けません。 (ストローの上を抑えると、ジュースがこぼれないのと同じ原理) そこで、スムーズに水を抜くために蛇口を開けます。蛇口を開けるにはこのスピンドルをハンドルを使って回すのですが、その時コマも一緒についてこないといけない訳です。

ほんの些細なことのようですが、仮に一般仕様(普通コマ)の水栓蛇口を使って、水抜をしようとしても、コマがついてこないので 空気が入らなので、水が抜けません。(ただし、吸気弁という機器が付いている場合は抜けます。)

水栓蛇口は案外安くありませんので、詳しく理解しているのであれば、ネットやホームセンター等で失敗なく購入できると思いますが、自信が無い方は無駄な出費になりかねません。 修理が必要な場合は、そこは素直に専門業者へ依頼したほうが安心ですから、お願いして下さい。