宅内に給水を引き込む

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宅内に給水を引き込む

住宅に水道を引きこむには、道路等に埋設している給水本管から、宅内へ給水管を引きこまなければいけません。

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給水本管とは、だいたい道路等に埋設している 給水管の主管です。各ご家庭や事務所等へは、この主管から枝のように分岐し給水されます。

 

この給水本管から分岐させるには、当然ながら道路を掘削して本管を表さねばなりませんで、土工事が発生します。。

 

その道路ですが、大まかに4種類に分類されます。まだまだたくさんありますが、必要なものだけ列挙します。

①国道ーー国が管理。 ただし、3ケタ以上の号数の国道は二級国道として県や政令指定都市が管理。
②県道ーー県が管理。
③市道ーー市が管理。
④私道ーー私の道路。
etc・・・

そしてその区分によって、砕石の厚さ・アスファルトの種類・厚さ等々みんな違いますので、どの区分の道路に埋設しているかによって費用が違います。

費用の話では、もうひとつ大切な件があります。

本管

参考に簡単に図面を書きました。

 

給水本管は前述のとおり道路に埋設してますが、図面のとおり道路の真ん中に埋まっているわけではなく、どちらか一方に寄せて埋まっています。

 

ここで、住宅Bに住んでいる方(これから住もうとしている方)は、何mもなく、宅内に引き込むことができます。

一方、住宅Aに住んでいる方(これから住もうとしている方)は道路を横断しなければならず、m数がかさみます。

当然、住宅AとBでは同じ費用になるはずがなく、住宅AのほうがBよりだいたい3~4割ほどUPします。

 

この他にも、宅内で、水量計(水道メーター)までの距離が長かったり、宅内に引き込む給水管の口径が太かったり、また道路に埋設している給水本管自体の口径が大きい・・等々、加算される項目がたくさんあります
お客さんはよく、「隣ではいくらでやった」とか、「知人はこんなに高くなかった」との話をされますが、以上のように全く同じ条件というのはないと同じで、同一で比べるのはできません。

 

参考になれば幸いです。